よく読まなくても大丈夫です。さらっと眺めたら次へどうぞ。
「REST API」とは、APIを呼び出すことでWebを通じてさまざまなサービスを利用できる仕組みのことです。
ここで出てくるREST(Representational State Transfer)とは、2000 年頃に Roy Fielding 氏が提唱した、分散アプリケーション構築においてコンポーネント間連携に適したサービスを構築する際の設計原則の集合のことです。
主に以下の4つ特徴があります。(中略)
ポイントはRESTの設計原則がWeb技術と親和性が高いということです。
それに対し、REST APIはシンプルな設計で分散アプリケーションを実現できることや、すでに普及していたWebのHTTP通信でやりとりをできる手軽さ から人気となりました。
このとき、REST APIでのクライアント/サーバ間のデータの受け渡しには、軽量なデータ形式であるJSONが使用されることが一般的です。(出典:http://www.knowledgewing.com/kw/blog/2017/02/201702230900.html?banner_id=ml_1977)
これをこんなふうにラベリングしてみたんですが・・・
■ラベリング案?1
◆REST APIとはなにか?
【説明】APIを呼び出すことでWebを通じてさまざまなサービスを利用できる仕組み
【特徴】Web技術と親和性が高い
├【簡単】シンプルな設計で分散アプリケーションを実現できる
├【手軽】普及しているWebのHTTP通信でやりとりできる
└【速い】軽量なデータ形式であるJSONが使用できる
そうですね、ちょっと問題があるのは、「簡単」と「手軽」という2つのラベルです。これ、入れ替えたらどうなりますか?
■ラベリング案?2(簡単・手軽 入れ替え版)
◆REST APIとはなにか?
【説明】APIを呼び出すことでWebを通じてさまざまなサービスを利用できる仕組み
【特徴】Web技術と親和性が高い
├【手軽】シンプルな設計で分散アプリケーションを実現できる
├【簡単】普及しているWebのHTTP通信でやりとりできる
└【速い】軽量なデータ形式であるJSONが使用できる
(参考:ラベリングの基本 #2 入れ替え可能なラベルはダメ)
■ラベリング案?3?(「用途」分離版)
◆REST APIとはなにか?
【説明】APIを呼び出すことでWebを通じてさまざまなサービスを利用できる仕組み
【用途】分散アプリケーションの実装技術の1つ
【特徴】Web技術と親和性が高い
├【簡単】シンプルな設計が可能。普及しているWebのHTTP通信
| でやりとりできる
└【速い】軽量なデータ形式であるJSONが使用できる
■まとめ
「長い文章をわかりやすく整理するための、よく使う3つの方法」として下記のようなものがあります。
この事例では主に「ラベリング」を使っています。
長い文章を分解・分類して短いラベル(見出し)をつけるのは、複雑な情報をわかりやすくするための基本中の基本です。しかしそれを一人でやろうと頑張っていてもなかなか難しいもの。それでも出来るようになりたい方は、ぜひ「Together! 3行ラベリング」を試してみてください!
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