事例25で書いた「報告書の書き方の注意」の続きです。今回は、「第三者にもわかるように書いて欲しい」 という部分をどう表すか、ですね。
第三者ってどんな人か、というと・・・現場の状況を知らない人ってことになりますかね
そうですね、逆に、現場を知っている人というのはどの範囲ですか?
上司だと知らないことがあるので、知っているのは担当者レベルということで・・・・こういう感じかな
お、いいですね?、じゃ、その範囲を明示するためにワクで囲って、それから言い回しも少し変えて・・・こうしましょう
「現場を知っている」ではダメですか?
おそらく、「現場を知っている」 は、単にその場にいました、という意味じゃないですよね? その場にいても、知識のない者にとっては何が起きてるのかさっぱりわからないときってあるじゃないですか? たとえば料理をしたことのない人間が一流レストランの厨房を見学してもぜんぜん勉強になりませんけど、シェフ経験のある人が見ればいろんなことがわかるわけです。なので、予備知識の有無が大事なんだよということは表現したいです。
それから、「現場を知っている」 だと、「昔は俺も現場で働いてたんだぜ」 という上司も 「知っている」 に入るような錯覚をしやすいので、その表現は避けたほうがよかろう、ということです。
それから、「現場を知っている」 だと、「昔は俺も現場で働いてたんだぜ」 という上司も 「知っている」 に入るような錯覚をしやすいので、その表現は避けたほうがよかろう、ということです。
なるほど、わかりました!
じゃ、残りの部分行きましょうか! ということで続きます!
(以下、続編に続きます)
このように、「適当な文章を分解・ラベリング・図解する」ワークをすることで、複雑な情報を整理し分かりやすく説明する力が上がっていきます。といっても1人ではなかなか「考え方のポイント」が見つかりません。1人で考えることに限界を感じたら、一緒にやってみませんか?
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