1本真っ直ぐつながる部分を探す

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一昨日(2017-8/25 金)に「相手に分かりやすいと言われる『伝わる書き方』の技術」という中部産業連盟主催の講座(東京開催分)を担当した際、受講者の1人からこんな感想がありました。

「図解した方がいいとは思っても、長い文章だと、どこから手を付けていいか分からずに一歩も進まないことがありました。でも、フローを表しているような内容の場合はたいてい、1本真っ直ぐつながる部分があるからそこをまず探すといい、特に両端の部分は見つけやすい、という話を聞いて、ああ、そうか! と思いました」

そうなんです。「1本真っ直ぐつながる部分を探す」というのは、私が図解の講座をすると毎回言うことなんですが、こういう「ほんのちょっとしたコツ」でうまく行くことがあるんですよね。

長い、面倒くさそうな文章だとどうしても「どこから手を付けていいか分からない」という「頭真っ白感」にぶつかりやすいです。そうなると、他の仕事も抱えている身ではなかなか「頭真っ白だけど何か見えてくるまで頑張ろう」……とはいかず、「とりあえず文章は書けてるし、ここはこれで良しとしよう……他の仕事を進めよう」となりがちです。

「壁を超えられる」という期待が持てない壁にはなかなかチャレンジできないんです。当然ですよね。

そこで、「1本真っ直ぐつながる部分を探す」というような、「まずはこれをやってみよう」というちょっとしたガイドラインが役に立つわけです。

 

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