■原文
扇やうちわは、風を身体にむけて直接あてることで、身体の表面の温度の高い空気を動かすので涼しく感じます。同様に、扇風機で発生する風を身体に受けて、涼を取るのが元々の使い方なのです。身体の表面の空気を動かせば涼しく感じるのですから、ずっと風にあたりつづけている必要はなく、また部屋のどこにいても涼しく感じるようにするために、全体に風が行き渡るような工夫として、首振り機能が一般的になりました。
出典:第153回 扇風機とはここが違う! 〜サーキュレータを使って暖房費を節約〜|テクの雑学|TDK Techno Magazine http://www.tdk.co.jp/techmag/knowledge/201011u/
■ラベリング案?1
「扇風機」についてラベリングをするとこのように・・・・
本文はOKなのですが、ラベルは少々紛らわしいところがあります。
■講師ヒント?1
■「機能と効果」は「原因と結果」の特殊例
したがって、「効果」と「結果」の両方を同時に使うべきではありません。
では、どうしたらよいのかというと・・・・
■機能・効果・目標
機能・効果・目標とする方法があります。
■機能・効果・目標 (扇風機)
というわけで機能・効果・目標を使って表現を工夫してみます。
まずストレートに書くとこう。
「目標」は不自然なので変更します。
さらに本文も少し変更して・・・
以上!
Slideshare にも掲載しています。
https://www.slideshare.net/kaimaimizuhiro/3-75165336
■まとめ
本質的に同じ関係を表現している用語の組み合わせが、条件に応じて何種類もある場合、それらを混ぜて使わないほうがよい、という例でした。
何か違和感を感じたときはそこでもう少し考えてみるといいですね。
やってみたけれどよくわからない・・・という場合は
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