先月、18ヶ月の連載を無事終了したRDB性能トラブルバスターズ奮闘記(Software Design誌)は、著者:生島勘富、構成・文:開米瑞浩というクレジットで名前を入れてもらってます。
この「構成・文」というのは、原作みたいなものです。といっても「原作」という言葉自体が分野によって違う意味に使われているので、これだけじゃわかりませんね。
流れとしては、
原案(生島さん)
↓
構成(開米・商業誌の記事として成り立つ形にストーリーを組む)
↓
文(開米・文章と図案を書く)
↓
編集(Software Design編集部)
という感じです。話の大元のネタエピソードや技術解説のエッセンスは生島さん(私自身はRDBには詳しくありません)、それをもとに読者に伝わるようなストーリーを作るところから先は開米がやっていたわけです。
原作者つきのマンガだと「構成」の部分を「原作」と呼び、「文」を「作画」と呼んでます。
一方、アニメや映画の場合は、上の「原案→構成」がおそらく「原作→脚本」と呼ばれることが多いので、「原作」といっても分野が違えば違う種類の仕事を表してしまうわけです。言葉の意味を統一するのは難しいですね(^_^;)
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