しくみ・事象・対処のパターン

投稿者: | 2020年10月12日
LINEで送る
Pocket
このエントリーをはてなブックマークに追加

なんらかの事故、障害、トラブルに関する情報を整理する際の方法のひとつに、

  • しくみ : こんなふうに動きます、という、「本来あるべき姿」の説明
  • 事象  : 実際に起きたこと(「本来あるべき姿」ではない出来事)
  • 対処  : それに対する人間の対応(処置、対策と呼ばれることもある)

の3種類に分ける方法があります。下記「鉄道運行システム障害」の図はその一例です。

【鉄道運行システム障害】
本システムには正系・副系の2系統の進路制御装置があり、平常時は正系から車両に対して運行指令が発出されます。通信制御装置がその両系を監視しており、正系に異常が発生した場合は副系への切替を自動的に行います。
今回の障害は①正系制御装置が障害により停止し、②通信制御装置がそれを検知したもののソフトウェア不具合により切替が行われなかったため、③運行指令発出不能となり、④全車両が自動停止に至ったものです。
応急処置として⑤副系への切替を手動で行い、運行を再開しました。⑥今後、通信制御装置のソフトウェア不具合を改修する必要があります。

図を見ると横方向のつながりが一目で分かりますが、文章ではこれが読み取りにくいものです。タテとヨコのつながりを両方把握できるように文章を書くのはほぼ不可能なため、必然的に図を使わざるを得ません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください