ヒアリングとレポーティング

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先日書いた「「指示命令」はティーチングじゃありませんよ?」に関して、

「ヒアリングとレポーティングはどちらも状況把握をするもののようですが、違いは何ですか?」

という質問いただきました。

 

これは現場を体験したAさんと、状況把握をしたいBさんがいるとして、どちら側が主体で動くかの違いです。

BさんがAさんに「何があったの?」と聞くのがヒアリング、AさんがBさんに「こんなことがありました」と報告するのがレポーティングです。実務的にはこの両方をするケースが多いことでしょう。A→Bへのレポートを出した上で細かいところのヒアリングをするとか、急を要するときにはB→Aのヒアリングでだいたいの処理をしてしまってから、後でレポート(A→B)を出すように求めるとか、です。

Aさん側に状況をきちんと整理して伝える能力があれば「レポーティング」中心で仕事が回りますが、それがなければBさんの「ヒアリング」に頼らなければいけなくなりますね。

細かく言うと、 「指示命令」はティーチングじゃありませんよ? の記事で言う「プレゼンテーション」の中にレポーティングやヒアリングが入っているケースもありますが、まずはプレゼンテーションとは分けて考えるのが基本です(これにも理由がありますが今回は略。気になったら聞いてください)。

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