こんにちは、開米瑞浩です。
私はかなり研修講師をしたり本を書いたりしている関係上、いろいろとその内容について質問を受けることがあります。そんな質問の中にはみなさんの役に立つものもありますので、ここに仮想Q&Aとして公開することにしました。

別な質問がある場合は、コメント欄に書いてもらうかメールか、あるいは面会時に直接口頭で聞いていただければお答えします。どうぞよろしくお願いします。

Q:簡単にプロフィールを教えてください。
A:元IT技術者、現在は研修講師および教育研修コンサルタントをしています。詳しいプロフィールはこちらにあります。

Q:研修講師としてはどのような分野が対象ですか?
A:複雑な情報を正確に読み取り、効果的に表現するための読解力・図解力の養成が中心です。

Q:要するにそれはコミュニケーション能力ですか?
A:広い意味ではコミュニケーション能力のひとつですが、一般的にその名前でイメージされるものとはかなり違うと思ってもらったほうがいいですね。

Q:一般的に言われる「コミュニケーション能力」とは違うと?
A:はい、たとえば一般的な「コミュニケーション研修」ですと、ほとんどの場合「会話」の練習が入りますよね。相手に質問する練習、否定的な意見に対しても反論ではなく肯定してから答える練習、アイコンタクト、うなずきなどのボディーランゲージの練習、あるいは相手の感情面を読み取ってフォローする練習などですね。これらはいずれも、「コミュニケーション能力」のうち、対人関係の側面を考えたものです。しかし、私の講座では対人関係は一切やりません

Q:対人関係は一切やらない?
A:はい。やりません。まあ、プレゼンテーションを組み込むことはありますが、1対1の会話術はまったくやりません。対人関係の構築ではなく、情報そのものを読み解く読解力が本命のテーマだからです。
Q:読解力が本命だというところをもう少し詳しく教えてください
A:たとえば、ある会社で複数の商品を破損してしまう事故が起き、担当者がその報告書を書いて上司に提出したとします。上司はその報告書から再発防止策が必要だなと考えて、AとB、2項目の対策を打ちました。ところが、実際はその事故の原因は3つあり、A、Bに加えてCも対策に入れなければいけなかったんです。なぜ上司はCを見落としてしまったと思いますか?

Q:報告書に書かれていなかった?
A:ええ、それが可能性のひとつです。それじゃ、なぜ担当者は報告書にC項を書かなかったんでしょう?

Q:見落とし・・・ですか?
A:その可能性、ありますよね。よくあるのは、報告書を書いた本人も事態をよく把握していないというケースですね。わかってないからBとCをごっちゃにしてしまい、報告書をまとめるときにBだけ書いてそれでいいと思ってしまう。そうすると読んだ上司は当然Cに気がつかないというケースです。さて、こういう場合、問題は担当者と上司の間のコミュニケーション不足なのでしょうか、それとも担当者の情報整理能力の不足でしょうか?

Q:・・・両方?
A:はい、両方なんですよ。ところが問題は、普通の「コミュニケーション研修」は前者の問題をカバーするもので、後者の「情報整理能力」をターゲットにした研修はほとんどないということです。

Q:情報整理能力の研修はほとんどない? そうなんですか?
A:そうなんです。私がやっているのはまさにその領域です。

(以下、準備中)

Posted 土曜日, 2 月 7th, 2009 at 1:15 PM
Filed Under Category: 未分類
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