(サマリー)最強の勉強法というのは、実は勉強することではなく他人に教えることなんじゃないのか? と思ったことが、現在のこの「教える技術」の基本思想にまでつながっています。

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スライド1.1では、開米の「教える技術」ヒストリーをざっと列挙してあります。

■まずは中学時代ですが、私は基本的に学校の授業はまったく聞いてませんでした。勉強時間もたいして長かったわけではなく、学校の勉強をするよりは小説やマンガを読んだり科学読み物を読んだり将棋の本を読んだりしていました。

それでも、成績は校内ダントツ一位でした。真面目に長時間勉強しているクラスメートをはるかに引き離して、不真面目な自分が一位であるという現実に、ちょっと申し訳なく思ったほどです。

それでも現実は現実です。実はこのときが、

ひょっとして、普通の人の「勉強法」や「(教師の側の)教授法」は間違ってるんじゃないか?

と思った最初でした。実際、自分の勉強法が他の級友達とは違うということは自覚していました。

■次に高校時代。今度は、自分が黙って勉強するだけではなく、友達に「教える」ということをよくやるようになりました。このとき、たとえば数学の抽象的で難しい概念を、どう説明したら理解できるだろうかと、あれこれ工夫したわけです。今思えばこの時から私の「図解」遍歴は始まっています。

ところが、そうやって他人に勉強を「教えて」いると、教えた相手よりも自分にとって一番いい勉強になるわけです。

待てよ? ということは、最強の勉強法というのは、実は
勉強することではなく他人に教えることなんじゃないのか?

と、思ったのがこの時です。これが現在のこの「教える技術」の基本思想にまでつながっています。

■その後、社会人時代には基本的に開発エンジニアであり、「教える」ことは本業ではありませんでした。ただ、「複雑な情報を構造化し、図解して明快に表現する」ことについてはとことん追及し続けました。

そして2001年にNextEngineerという雑誌で「図解術」の連載を始めたところ、これが大人気になり、よし、こっちのほうにオレの進むべき道がある!! と考えて、2003年に「図解術」関係の研修を始めたわけです。

研修のほうはなかなかうまく行きませんでしたが3年ぐらいでだんだん軌道に乗り始め、それとともに新たな進化の方向が見えてきて、今年からは「教える技術」をメインテーマにしています。

というわけで今年、2008年の7月には「教え方、教えます」という、教える技術の本が刊行される予定ですのでよろしくお願いします。

 

Posted 月曜日, 6 月 2nd, 2008 at 2:15 PM
Filed Under Category: オンライン講座
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