« 「読み書き図解力を鍛え直すマガジン」 | メイン | 【01/27】講師サミットに行ってきました »

「専門知識を教える技術」 実習セミナー・レポート

1/19日に、新機軸のプログラム「専門知識を教える技術」セミナーを開催しました。
そのオープニングのところをちょっとご紹介しましょう!



(講師登場前のシーン。少人数ですので小さな部屋でやっています)


開米:それでは皆様、始めましょう!
   よろしくお願いします!!


開米:さて、本日はですね、「専門知識を教える技術」と題して
   セミナーを開催することにしました。

   このテーマでやるのは、実は今日が初めてです。

   そこで、そもそもどうしてこのようなテーマを考えたか、
   という話を軽くしておきましょう。

   ここ数年、私はコミュニケーション系の研修をしてきました。
   コミュニケーション系の研修です。


開米:なにしろ近年、どの会社でも一番大きなテーマといったら
   コミュニケーションギャップなんですよ。
   で、コミュニケーションと言ったときに、対人関係で、人と人との
   関係に手を打つことでコミュニケーションが改善される、という
   面も当然あるんですが、それだけでもないですよね。


開米:たとえばここにある文書、文章として書かれた情報があります。
   これをいかに正確に読んで、わかりやすく表現するかという、
   情報の扱い方、まあほとんど国語力です。これは対人関係では
   ありませんよね。
   そういった領域のコミュニケーション能力を高めようという、
   そんな研修を私はやってきたわけです。

   それをずっとやってきまして、だんだん成果も上がってきました。
   ところがその結果・・・・欲が出たのか(笑)、ちょっと物足り
   ないなあ、と思ってきたんです。物足りないな、と。


開米:何が物足りないかを考えると、こういうことです。
   私がこの種の文書を題材にしたコミュニケーション系の研修で
   鍛えようとしていたスキルというのは、簡単なテーマのコミュ
   ニケーションよりも、むちゃくちゃ複雑なものに向いているん
   ですよ。むちゃくちゃ複雑なもの。これってもはや「コミュニ
   ケーション」の領域じゃないんですよね、実は。

   そこで、複雑なテーマのコミュニケーションっていったい誰が
   必要としているの? と考えました。誰が必要としているのか。


開米:実は通常の営業マンとかじゃないんですよね。

   社内で、部下を鍛える立場の人間なんですよ。
   一番典型的に必要としてるのは。

   だったら、それは要するに教える技術ということだな、と。


開米:で、その教える技術の中には、教材を準備するところも入りますし、
   今まさにこの瞬間私がやっているように、目の前に立って
   「はいどうぞ」とか、インストラクションする、先生として
   振る舞うことも入ります。

   まあそのへんまでひっくるめた、トータルな「教える技術」という
   テーマがそろそろ必要であると思いまして、今日に至っています。

   ここまで、ご感想は? 吉見さん?

吉見:いやもう切実です。私にとっては。
開米:おお、切実ですか!?
吉見:ええもう実際、講師として人前で話すことが多くなってるんですが、
   これが営業とまったく違うんですよね。
開米:営業とはまったく違う、と。
吉見:違いますね、本当に。特に相手が多いときには1対1で質問をやり
   とりするとかできないですから、わかることを前提に話していかな
   きゃいけないですよね。そのへんが難しくて。


と、ざっとこんな形で始まった「専門知識を教える技術」セミナー。

3時間半のセッションを終了した後、受講された皆様からはこんな感想を
いただきました。どうも、ありがとうございます!!

↓以下、受講生の感想
------------------------------------------------------
■吉見範一さん
参りました。そして非常に参考になりました。私は営業体験
が長かったこともあって、第三者に説明することにはそれな
りに慣れているつもりでした。ところが商品ではなく、自分
が習得した専門知識を理解させるとなると、全く別の技術が
必要であることがよくわかりました。

プロのセミナー講師としてこのタイミングで「専門知識を教
える技術」を体系的に理解できるチャンスにめぐり会えたこ
とに感謝しています。

複雑な専門知識をよりシンプルに伝えようと、安易に省略し
すぎて、かえってわかりにくくしているという盲点を指摘さ
れたことに始まり、関連性の見える構造は「一直線になる」
という概念を知ったことは衝撃でした。

寿命の短い小手先のテクニックではなく、知識自体の構造を
徹底的に分析する道筋が見えたことは一生の財産になります。
早速、次回のセミナーから反映させたいと思います。

(開米注:吉見さんは現在 「営業マン★レスキュー講座」を開講中です)

------------------------------------------------------
■terryさん
実は、実務として教育を担当しているわけでは無いのですが、
バックグラウンドの違う相手に対し、情報を正確に伝える(伝わる)
ということに問題を感じた経験があったため、受講しました。

ですので、事前準備として模擬的に教材を作成し、それをもとに
当日演習を行う形となりました。
(受講に際し不安もありましたが)、実際に得られたものは予想
以上に大きかったと感じます。今後、社内でこみ入った内容に
ついて人に相談・依頼・指示をする際のヒントがたくさんありました。

一般的なプレゼンテーションの技術に関する書籍・セミナーは
多々あります。しかし、自分の主張を理解してもらうにも、
まず、背景となる専門知識等が関係者間できちんと共有されて
いるのかという点は、(個々人の努力にまかされるのみで)、
意外と見過ごされてきたのではないでしょうか。

講師に限らず、複雑な情報を正確に伝える必要のある職種には
役に立つ内容だったと思います。ありがとうございました。

------------------------------------------------------
■斎藤学さん
「省略化しすぎない」という部分は、非常に参考になりました。
「ものの本」にはプレゼンにシンプルな資料を推奨しているの
ですが、何かを伝えるときにはどうしても資料が複雑になる
のが悩みでした。構造化されていれば複雑でもいいというのが
印象に残りました。また、参加者の方のノウハウや知識を知る
事が出来た点も収穫です。

------------------------------------------------------
■森川滋之さん
↓こちらに感想をいただいてます。
突破口の挑戦ブログ:開米さんの「専門知識を教える技術」

------------------------------------------------------

以上!
この「専門知識を教える技術」セミナーは今後も行います。
ご期待ください!!

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

Copyright (C) 2003 Sep. IDEACRAFT COMPANY All Rights Reseved 合資会社 アイデアクラフト ロゴ