時間位置明示の原則

投稿者: | 2018年4月4日
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報告書、説明書のような文書で「時間位置を明示していない」ものがよくあります。

たとえば下記はある会社の社員が半期ごとの業務報告として、直近のプロジェクトで自分が期待されたことについて書いたものですが、2通りに解釈できるあいまいな文になっています。

【上司から期待されたこと】
開発工程や仕様書などの基本的な知識を有し、補助ありで設計・製造業務を実施できること。

直属上司に向けて書くならこれで通じるのですが、文脈を共有していない第三者が読むと時間位置の解釈の違いにより2通りに解釈できてしまいます。

具体的には、以下の2種類のどの意味かがわかりません。

  1. このプロジェクトを通じて開発工程や仕様書などの基本的な知識を身につけて、今後は補助ありで設計・製造業務を実施できるようになること。 (まだ知識を身につけていない、という解釈)
  2. これまでに得た開発工程や仕様書などの基本的な知識を活かして、このプロジェクトでは補助ありで設計・製造業務を実施すること。 (既に知識を身につけている、という解釈)

直属上司との日常コミュニケーションでは「時間軸上のどこの話か」を省略しても通じることが多いので、文書化するときも時間位置の明示を忘れがちです。一度、自分がこれまで書いた文書をいくつか読み返して、時間位置を明示していない部分を探してみてください。

 

以下、実践例です。(ユーザー登録者限定ページ)


時間位置明示実践事例:プロモーションの段取り (難易度:低)

時間位置明示実践事例:危機管理への備え (難易度:中)

 

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