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作者アーカイブ: admin

ラベリングの基本 #3 ラベルだけで意味が通じるようにしよう

「提案をする、報告をする」など、自分が考えた結果や意見を手短に人に伝えようとするときは、「ラベルだけで意味が通じる」ようなラベリングが重要です。その考え方を解説しました。

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ラベリングの基本 #2 入れ替え可能なラベルはダメ

「長い文章を分解して複数のラベルをつける」ときによくやってしまいがちな、「入れ替え可能なラベルをつけてしまう」という失敗についての解説です。

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ラベリングの基本 #1 代表、分類、アサーティブ

説明上手になるためにも、論理思考力を上げるためにも重要な、「長い文章を短く分解してラベルをつける」ための基本の考え方である「代表・分類・アサーティブ」なラベルについての解説です。

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【T3L】事例18:クセ毛の特徴 (原因と結果の関係、抽象的な意味づけに注目)

■原文

美容関係の仕事をされている方の事例。美容師がお客様にわかりやすく説明できるように美容師に教えるための資料を用意しておきたいということでした。

【くせ毛の特徴】

くせ毛は毛根の影響が大きいです。毛根が頭皮に対してまっすぐではなく曲がっていると、髪は曲がったまま伸びて、ねじれたくせ毛になります。日本人はこのタイプが多いです。
もうひとつ、曲がって生えてきた髪は、キューティクルの内側のコルテックスに、水を吸いやすいタンパク質と水をはじくタンパク質の2種類ができてしまいます。髪が水分を含むと、水を吸いやすい部分は伸びるけれど、水をはじく部分は伸びにくいというように、髪の中で伸び方の差ができてしまい、髪のうねりや縮みとなって現れます。
また、髪は毛穴の形にそって生えてきます。その髪の約90%は楕円形でまんまるの髪は10%程度にすぎません。

出典: 『ヘアケアマイスターブック』 日本ヘアケアマイスター協会 発行

※コルテックス…皮質細胞の集まりで、髪の85~90%を占める。髪の持つ「しなやかさ」や「弾力」などを作り出している部分。

 

■ラベリング案(図解)

こちらがその文章のラベリング&図解案。

 

 

■講師ヒント-1

細かい情報を一枚に全部書き込もうとすると混乱しやすいので別枠に追い出してしまうほうがいいケースがよくあります

 

 

■講師ヒント-2

原因と結果の関係はよく出てくるので注目。

 

 

■講師ヒント-2

原因と結果にそれぞれ何らかのケア(対策)をすることもよくあります。

 

 

■改善例-1

原因-結果とその対策をまとめてみた改善案。かなり良いのですが一部に問題あり。

 

 

■講師ヒント-3

2箇所に同じ情報が出てきたら要注意です。

 

 

■講師ヒント-4

一部のロジックに少し飛躍がありますね。

 

 

■講師ヒント-5

いくつか解釈を補ったものがこちら

 

 

■改善例-2

これが最終形。

 

 

■講師ヒント-6

具体的な現象、状態に対して「意味あい」を与えましょう。

 

 

■講師ヒント-7

このパターンは良く出てきます

 

 

■まとめ

具体的な情報だけだと論理のつながりがよくわからず、間に抽象的な「意味づけ」や「方針」を挟み込むことでつながりがわかるケースはよくあるので注意してください。

 

 

以上!

 

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自分でもやってみたけどよくわからない・・・という場合は、一緒にやってみませんか?

Together! 3行ラベリング

【T3L】事例17:頭皮のキレイが髪のキレイ(図解キーワード「循環」に注目)

■原文

美容関係の仕事をされている方の事例。美容師がお客様にわかりやすく説明できるように資料を用意しておきたいということでした。

【頭皮のキレイが髪のキレイ】

誰も避けられない頭皮トラブル。
原因として、エイジング等の内的要因やストレス(ケミカル施術等)による外的要因からミネラル

等の栄養素が不足し、頭皮が固くなることで血行不足になり、ヘアサイクルの乱れ、薄毛、脱毛の現象が起こります。これらの悪循環を断つには、頭皮環境を整えることが第一歩。

出典:http://www.mudesthe.co.jp/products/tanah.html

■ラベリング案(図解)

こちらがその文章をラベリング、というより図解したもの。

 

 

■講師ヒント

なかなか良く書けていますが、レイアウトを整えたほうがいいですね

 

 

 

■改善例

 

■まとめ

原文に「循環」とあるので、一周回って元に戻るカタチを考えるのは基本ですね。元の文章にそうした「図解のヒント」になる言葉が入っている場合がよくあります。

 

 

以上!

 

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自分でもやってみたけどよくわからない・・・という場合は、一緒にやってみませんか?

Together! 3行ラベリング

【T3L】事例16:個人情報(土台の構造を可視化する)

■原文

「個人情報保護法」に関する解説文です。

個人情報の定義は個人情報保護法で次のように定められています。

「生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む)をいう。」

(出典:『マイナンバー対応の実務』
    社労士・税理士マイナンバー実務研究会他編、労働新聞社)

■ラベリング案(図解)

こちらがその文章をラベリング、というより図解したもの。文字数は少ないですが、なかなかの難題です。

■講師ヒント-1

実はこの図だとA、B、Cの関係がよくわかりません。

 

この内容は原文に忠実に整理するのは難しいので、原文記載の範囲を超えて、そもそも個人情報というのはどんな概念なのかを図解するほうがいいでしょう。

 

■図解解説-1

 

 

 

 

 

 

以上!

Slideshare にも掲載しています。

3行ラベリング 事例16-個人情報(土台となる構造を明示)

https://www.slideshare.net/kaimaimizuhiro/3-75416791

■まとめ

「すべての説明の土台になる構造」というものがたいてい存在するので、それを見抜いて可視化してあげることが非常に大事です。

やってみてもよくわからない・・・という場合は、一緒にやってみませんか?

Together! 3行ラベリング

【T3L】事例15:タッチパネル(順番があることを明示する)

■原文

「抵抗膜方式」のタッチパネルの動作原理についての文です。

抵抗膜方式では、指やペンなどで押した画面の位置を電圧変化の測定によって検知する。内部構造は、それぞれ透明電極膜(導電層)を配置したガラス面とフィルム面を少しだけすき間を設けて張り付けたシンプルなものだ。フィルムの表面を押すと、フィルム側とガラス側の電極同士が接触して電気が流れ、その電圧の変動を検出することで接点の位置をとらえる。

出典:第8回 なぜ画面に直接触って操作できるのか?――「タッチパネル」の基礎知識 | EIZO株式会社
http://www.eizo.co.jp/eizolibrary/other/itmedia02_08/

参考図がこちら↓

T3L 15 p3

 

■ラベリング案-1

T3L 15 p4

 

■講師ヒント-1

T3L 15 p5

 

■講師ヒント-2

T3L 15 p6

 

では、どうしたらよいのかというと・・・・

ここでは書きません(^_^;) 答えを知りたい方は、自分で考えてみてから開米までお知らせください。お答えします(^_^)/

以上!

■まとめ

図解すれば矢印を引くだけで済むところですが、文字だけのラベルだとそれが使いづらいので、名前自体で順序性を明示しているものが望ましいわけです。

やってみてもよくわからない・・・という場合は

Together! 3行ラベリングへようこそ (^_^)/

【T3L】事例14:扇風機(機能と効果)

■原文

扇やうちわは、風を身体にむけて直接あてることで、身体の表面の温度の高い空気を動かすので涼しく感じます。同様に、扇風機で発生する風を身体に受けて、涼を取るのが元々の使い方なのです。身体の表面の空気を動かせば涼しく感じるのですから、ずっと風にあたりつづけている必要はなく、また部屋のどこにいても涼しく感じるようにするために、全体に風が行き渡るような工夫として、首振り機能が一般的になりました。

出典:第153回 扇風機とはここが違う! 〜サーキュレータを使って暖房費を節約〜|テクの雑学|TDK Techno Magazine http://www.tdk.co.jp/techmag/knowledge/201011u/

 

■ラベリング案-1

「扇風機」についてラベリングをするとこのように・・・・

ラベリング案-1

本文はOKなのですが、ラベルは少々紛らわしいところがあります。

 

■講師ヒント-1

 

■「機能と効果」は「原因と結果」の特殊例

 

したがって、「効果」と「結果」の両方を同時に使うべきではありません。

では、どうしたらよいのかというと・・・・

 

■機能・効果・目標

機能・効果・目標とする方法があります。

T3L 14 p7

 

T3L 14 p8

 

T3L 14 p9

 

■機能・効果・目標 (扇風機)

というわけで機能・効果・目標を使って表現を工夫してみます。

まずストレートに書くとこう。

T3L 14 p10

 

「目標」は不自然なので変更します。

T3L 14 p11

 

さらに本文も少し変更して・・・

T3L 14 p13

 

以上!

Slideshare にも掲載しています。

T3L 14 p1

3行ラベリング 事例14-扇風機(機能と効果)

https://www.slideshare.net/kaimaimizuhiro/3-75165336

■まとめ

本質的に同じ関係を表現している用語の組み合わせが、条件に応じて何種類もある場合、それらを混ぜて使わないほうがよい、という例でした。

何か違和感を感じたときはそこでもう少し考えてみるといいですね。

 

やってみたけれどよくわからない・・・という場合は

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【T3L】事例13:簿記とは

■原文

簿記についての簡単な説明文です。

簿記は、企業規模の大小や業種、業態を問わずに、日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能です。
簿記を理解することによって、企業の経理事務に必要な会計知識だけではなく、財務諸表を読む力、基礎的な経営管理や分析力が身につきます。また、ビジネスの基本であるコスト感覚も身につきますので、コストを意識した仕事ができるとともに、取引先の経営状況を把握できるために、経理担当者だけではなく、全ての社会人に役立ちます。さらに、公認会計士や税理士等の国家資格を目指す方や他の資格・検定と組み合わせてキャリアアップを考えている方々にも必須の資格といえます。
出典:日本商工会議所HP

 

■ラベリング案-1

最初のラベリング案です(クリックで拡大)。

T3L 13 p3

 

ラベルは基本的にはOKなのですが、少々問題がないでもなく・・・

 

■講師ヒント-1

一部の論理展開に飛躍がありそうです。

T3L 13 p4

 

■ゼロベースで考えると・・・

原文に忠実にラベリングすると上記のようなものでかまわないのですが、よりわかりやすくするためには、原文から離れて再構成したほうがいいですね。

実は、「経理担当者を含むすべての社会人」とある部分を、2つに分けて書く方がいいです。

■講師ヒント-2

2つに分けるとすると大まかにはこんな構図です。

T3L 13 p6

 

■図解案-1

上記ヒントを得て、書かれた図解案がこちら。

T3L 13 p7

 

■講師ヒント-3

大筋は良いのですが、図解してみると見えてくる「違和感」もあります。

T3L 13 p8

 

だいたい、図解をしたときに「ナナメにつながる部分」には注意したほうがいいです。ロジックが混乱している場合が多いので。

 

■図解案-3

そのヒントを踏まえて修正された図解案がこちら。だいぶ良くなりました。

T3L 13 p9

 

とはいえ、少し視覚的にギクシャクしたところが残っていたりするので、もう少し整理すると・・・

■図解案-4

こうなります。

T3L 13 p10

 

■解説-1

タテヨコのラインはできるだけ揃えましょう。

T3L 13 p11

 

 

■解説-2

共通項はくくりだして意味づけします。また、伝える相手を限定したほうが伝わりやすくなります。

T3L 13 p12

 

以上!

Slideshare にも掲載しています。

T3L 13 p1

3行ラベリング 事例13-簿記

https://www.slideshare.net/kaimaimizuhiro/3-75116519

■まとめ

関連性のあるものはできるだけ整然とタテヨコに並ぶように、できるだけナナメにならないように・・・・と考えてみてください。

そうすると、元の文章にあまりはっきり書いていないことでも、「これはこっちの話だよね・・?」と、関係の深いところ浅いところが見えてきます。

 

やってみたけれどよくわからない・・・という場合は

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対比できるものは対比して考えよう

性格が違うものは分けることが大事 のコラムで扱ったことと関連しますが、人間は「比べて違いを見る」といろいろなものを理解しやすくなる、「対比できるものは対比して考える」というのは非常に大事です。

具体的には事例13としてまとめておきましたので、ご覧ください。

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