【T3L】事例24:バーナム効果(原文の構成に引きずられるケースに注意)

投稿者: | 2017年7月7日
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Together! 3行ラベリング、それでは24本目のお題に行ってみましょう! 今回は、心理学というか心理操作テクニック系のお話しですね。

■原文

【バーナム効果】 実際には誰にでも当てはまるようなどうとでも取れる事を自分だけに適用される極めて正確な内容だと思い込んでしまう心理学的な現象のこと。占い師や詐欺師たちに騙しのテクニックとして利用される。

例:A型だから綺麗好き(A型以外にも綺麗好きなO型もいる)、 何か最近悩み事があるでしょう?(誰にでも何かしらの悩みはある)

■出典:ネット上に流布している文章につき、明確な出典不明

 

短いですけど、こんなふうにラベリングしてみました。

 

 

なるほど、うーん、一箇所ちょっと違和感がありますね。ラベルと本文が合ってない箇所が。

そ、そうですか、ううーん・・・どこですか?

本文とラベルの関係が一定していないことがヒントになります。それには、本文からラベルに矢印を引いて、「という」と一言つけてみると・・・・

 

 

「誰にでも当てはまる事でも、自分だけだと思い込ませる → という → 心理的な現象」 ・・・・と、逆に読めばいいんですか?

そうです。そうすると、1番と3番は「という」がそのまま通用しますけど、2番目は・・・

あっ・・・「占い師や詐欺師たち → という → 騙しのテクニック」 これ、変ですね。

これは・・・・原文を素直に分解しちゃったのがいけなかったのかなあ・・・

 

 

そうですね。今回のは原文に引きずられてラベリングがおかしくなったケースだと思います。こういうケース良くあるんですよ。文章を書くときって概念をきっちり分類して書いている人はあんまりいないので、原文に頼りすぎると、良くこの問題が起きます。だから、いったん原文を忘れるぐらいの勢いで完全に分解して整理し直したほうがいいですよ。

騙しのテクニックって、よく考えたら上のほうの本文のことですね・・・・

 

 

そうですね。とはいえ、「自分だけだと思い込んでしまう」というのは「心理的な現象」という解釈も間違いじゃないですし、「騙し」という色のつかないニュートラルな概念を表すラベルとしては「心理的な現象」のほうがふさわしいです。そこで、ここはこんなふうに考えた方がいいです。AとBに適当なラベルをつけてみてください。

 

 

それなら・・・・こんなのはどうですか?

 

 

おお、いいですね! それですよ。まあ、「騙しのテクニック」がすべての用途と思われても困るので、「用途の1つ」ぐらいにしておくのが無難でしょうね。

 

 

あ、そうですね。

 

何にしても、 「原文の構成を丸呑みすべからず」 これは教訓として覚えておいてください! ではまた次回!

 

このように、「適当な文章を分解・ラベリング・図解する」ワークをすることで、複雑な情報を整理し分かりやすく説明する力が上がっていきます。といっても1人ではなかなか「考え方のポイント」が見つかりません。1人で考えることに限界を感じたら、一緒にやってみませんか?

 

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